こんにちは!えるぴあ児発です。12月に入ってグッと冷え込んできましたね。
今日は改めてえるぴあの児童発達支援についてご紹介したいと思います。
えるぴあには就学前までのお友達が午前と午後、90分の療育に来てくれています。身体を動かすことが大好きだけどじっとしていることはちょっと難しかったり、ルールや約束を守ることは苦手だけど、お友達と遊ぶことは大好きだったり、お話しすることや手先を使う事、次のことに気持ちを切り替えることは難しいけど、好奇心いっぱいで楽しいことを見つけるのが上手なお友達などなど。
それぞれの発達目標やねらいは一人一人違います。えるぴあでは年齢や発達、特性、その日の体調や情緒を考慮しながらそれぞれの発達目標に合わせた課題を設定し、同じ教材でも使い方や取り組み方を変え一人一人に寄り添った個別課題を行っています。今日はその中からちょっとだけ取り組みをご紹介します。
切り替えがちょっと苦手だった女の子。でも絵本や文字を読むことが得意なんです。活動が終わるたびに自分で消していくと、先の見通しが立って次の活動に積極的に頑張ってくれるようになりました。
色々な表情カードは「感情」が見えやすいようです。ついイライラしてママに怒ってしまった年長の男の子。「その時ママはどんな顔してた?」「悲しい顔」と涙のお顔を選んでいました。自分から話しかけたりお話することが苦手な年長の女の子も、「ドキドキする」というカードを選んで、「学校に行ったら新しいお友達と仲良くできるかなと思う」とちょっぴり不安な気持ちを話してくれました。そんな時はどうしたらいい?‥‥一緒にお話ししながら考えていきます。
1.2.3‥‥と数えながらも指す指先はどんどん進んでいる年少さん。数字の概念を理解することは難しいですね。大好きな恐竜や車の絵を使って一緒に数えながら一つの物に一つの数字…という理解を楽しみながら増やしていきます。その後は絵本の恐竜を「角が1、2、3…」と自分で数えて見ていました。
課題も自分で好きな物を選ぶと20分、30分と夢中になっている集中力には感心します。取り組んでいる途中で「あ~、1ばっかりついてる」と10の位の数が同じことを自分で発見したり。こども達のやる気や楽しさに共感しながら小さな気づきを見逃さず、次の成長につなげていきたいと思っています。
年長さんは1年のカレンダーを見て小学校に行く4月や自分の誕生日を探したりして1年の流れや数の勉強をしたり、まだお友達に慣れていない年少々さんはお姉ちゃんの力を借りてコミュニケーションも学んでいます。
一人一人成長の速さは違っても、みんなみんなやる気いっぱいで頑張ってるえるぴあのお友達です☺